９月１８日投票の沖縄県今帰仁（なきじん）村議選（定数１１）で議席空白克服を目指す日本共産党の諸喜田（しょきた）タケル候補（４３）＝新＝は１５日、赤嶺政賢衆院議員と共に街頭演説し、勝利を訴えました。
諸喜田候補は、物価高騰に対応した原材料や水光熱費の負担軽減、ビニールハウスや農薬代への補助などを村に申し入れてきたことを紹介し、玉城デニー県政で進んだ中学卒業までの子ども医療費無料化を、さらに高校卒業まで拡充することを目指すと訴えました。
岸田政権が改憲を強行し日本が戦争できる国になれば沖縄が真っ先に戦争に巻き込まれると指摘。祖父の兄弟が硫黄島で戦死しことにふれ「戦争は絶対に起こしてはならない。戦争をさせないのが政治の責任だ」と強調し、「憲法９条を守り、沖縄を再び戦場にさせない平和の願いを託してほしい」と呼びかけました。
赤嶺氏は、辺野古新基地建設に反対し、暮らしの声を議会に届ける諸喜田候補が「デニー知事を支える一番確かな力だ」と強調。何としても押し上げ、反戦平和を貫き岸田政権とも真っ向から対決する日本共産党議席の回復をと訴えました。（しんぶん赤旗 ２０２２年９月１６日）