活動報告

新基地やめ予算暮らしに 沖縄知事選デニー知事 勝敗決する那覇で訴え

 

 大激戦の沖縄県知事選(9月11日投票)で再選を目指す「オール沖縄」の玉城デニー知事は28日、大票田で勝敗を決する県都・那覇市を、城間幹子那覇市長、知事選と同日投票で行われる県議補選の上原カイザ予定候補、10月の那覇市長選に立候補する翁長雄治氏とともに駆け巡り、勝利を訴えました。

 

那覇市長選・県議補選候補と

 

 「ガンバレデニー」とカラフルに彩られた手作りのボードが掲げられた首里でデニー知事は、岸田政権が強行する名護市辺野古の米軍新基地建設について「完成しないのに造り続けるのは、だましでしかない」と批判。「いますぐ新基地建設をやめて、基地建設に必要な予算を暮らし、医療・福祉、教育などに充てれば沖縄はもっと豊かになっていく希望を描くことができるはずだ」と強調しました。

 

 米軍基地が返還され経済発展を遂げた新都心の公園前では、基地があったときから雇用者数が92倍になったことを紹介し、米軍普天間基地の閉鎖・返還を訴えると、子ども連れの親たちから大きな拍手が送られました。

 

 城間市長は、新基地反対が知事選の大きな争点だとして、大同団結し、あきらめず何度でも民意を示そうと呼びかけました。

 

 上原氏は、県議会で与野党が同数で拮抗(きっこう)する中、デニー知事を支える1議席を勝ち取らせてほしいと強調。翁長氏は、県民の暮らしを守ってきたデニー知事の豊富な実績を紹介し、デニー知事と上原氏の勝利なくして那覇市長選はないと述べ、必勝を訴えました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、伊波洋一参院議員ら「オール沖縄」国会議員や県議、那覇市議もそろって勝利を呼びかけました。(しんぶん赤旗 2022年8月29日)

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