活動報告

知事支え新基地止めよう オール沖縄会議が県民大行動

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 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は6月4日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で「県民大行動」を行い、玉城デニー知事を支えて新基地建設を止めるため、7月の参院選と9月の知事選に勝利しようと誓い合いました。

 

 コロナ禍で集会形式の行動を中止していたため、全県から結集しての集会は6カ月ぶり。880人の参加者は「新基地より命を守れ」「民意は示された!デニー知事頑張れ」などと書かれた横断幕を掲げるなどして意思を示しました。

 

 デニー知事がメッセージを寄せ、就任以来、新基地建設断念、米軍普天間基地(宜野湾市)の一日も早い危険性除去を実現するため全身全霊で取り組んできたとし、「辺野古新基地建設に反対する県民の強い意思がある限り、何年かかっても絶対に(新基地は)実現しないと確信している。一緒に頑張ろう」と呼びかけました。

 

 参院選沖縄選挙区で再選を目指すイハ洋一参院議員は「デニー県政が続く限り、埋め立てをすることはできない」と述べ、知事選・参院選の勝利を訴えました。

 

 沖縄大学の桜井国俊名誉教授(環境学)と同大学の高良沙哉教授(憲法学)が、新基地建設をめぐる国の民意無視や法の乱用などの横暴を告発。高良氏は「日米両政府は、住民の民主主義的な抵抗を無視しても辺野古に執着し続けることが問題の解決を遅らせていることに気付くべきだ」と強調しました。

 

 県議会の与党各会派を代表し、日本共産党の渡久地修県議団長があいさつし「『核共有』となれば、辺野古弾薬庫が核の貯蔵庫になり攻撃対象になる。食い止めるのは県民のたたかい。新基地反対とともに力を合わせよう」と訴えました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、参院会派「沖縄の風」の高良鉄美議員も参加しました。(しんぶん赤旗 2022年6月5日)

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