来月16日告示(同23日投票)の沖縄県名護市長選の予定候補で、同市辺野古の米軍新基地建設の阻止を掲げる岸本ようへい市議(49)の必勝を目指し、12月18日に同市内で日本共産党名護事務所主催の「全県決起集会」が行われました。
集会に駆け付けた岸本氏は、名護の豊かな自然を守ることが、地域経済の活性化や子育て・教育の環境づくりに大事だと強調。「そう考えたとき辺野古の新基地は必要ない。見通しの立たない新基地建設は決して認められない。政府の圧力にも決して負けない」と表明しました。
岸本氏の選対本部長の山里将雄県議も支援を呼びかけました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、沖縄の本土復帰から来年で50年を迎えることを示し、「県民が願う基地のない平和で人権が守られる沖縄を必ず実現するという歴史に沿った決意で、岸本さんを押し上げよう」と呼びかけました。
「安保廃棄・くらしと民主主義を守る沖縄県統一行動連絡会議」の瀬長和男事務局長もあいさつ。吉居俊平党市議や党県議なども参加し、参加者一同は「頑張ろう!」と三唱し、名護市長選と同日投票の同県南城市長選の必勝も目指し、大攻勢をかけていく決意を固め合いました。(しんぶん赤旗 2021年12月19日)