エッセイ

新年のご挨拶  違いを超えて一つに

 

 元日の朝は、翁長雄志後援会主催の新年会から始まった。オール沖縄の旗の下に集まった参加者は、保守・革新の違いを超えて一つの気持ちで結ばれている。

 

 ひとときの懇談を経て、那覇市区選出の渡久地修、比嘉瑞己両県議、5人の那覇市議団とともに、街頭からの新年のあいさつ。小選挙区1区での勝利の決意をのべる。那覇市議選挙は7月だ。古堅茂治市議団長は7議席をめざすと力強く訴えた。2月には浦添市議選挙も行われる。現有2議席から3議席をめざす選挙。候補者全員が30代前半。抜群の演説を展開する頼もしい若手。団塊世代の活動家もかけつけている。若い政治家の成長がうれしくてたまらないのだろう。

 

 その次は嘉手納町の田仲康栄町議との演説。党大会初日が町議選挙の投開票日。アメリカ帝国主義の心臓部、嘉手納基地を抱える町での日本共産党の議席の存在意義ははかりしれない。小さな町の大きな選挙だ。2人の訴えは自然に気迫がこもり、終わったときは、日も暮れていた。(しんぶん赤旗 2017年1月6日)

 

このページをシェアする