辺野古・大浦湾には、国の天然記念物で絶滅の恐れの高いジュゴンの餌場がありますが、政府の埋め立て申請書ではジュゴンが辺野古沿岸域に移動し採食する「可能性は小さい」としています。
赤嶺氏は沖縄防衛局が2012年4~6月にかけて辺野古地先でジュゴンが海草を食べた跡を12カ所確認していたことを指摘。「埋め立て申請書の評価は間違いだった」と追及しました。
小野寺五典防衛相は「ジュゴンが回遊する場合があるが、主たる生息域は(辺野古の)キャンプ・シュワブ沖ではない」と述べ、新基地建設をすすめる姿勢を示しました。
赤嶺氏は、ジュゴンの食跡が多く確認された場所(名護市嘉陽沖)では、新基地建設のための海砂を採取する計画があるのに、海草藻場に与える影響評価すら行われていないと指摘。「普天間基地の『移設』のために、環境アセス(影響評価)を十分にやらないなどという言い訳は、法治国家で通用しない」と批判しました。(しんぶん赤旗 2014年2月21日)
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議事録
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。
きょうは、米軍普天間基地問題について総理に質問をいたします。
今月四日の当委員会でも、名護市長選挙で示された民意の問題を取り上げました。政府は、名護市民の意思と全く関係なく、辺野古への新基地建設を推し進めようとしております。
きょうは、今政府が進めようとしている計画がどういうものなのか、まず、自然環境の面から取り上げてみたいと思います。
改めて確認をしたいと思いますが、建設予定地である辺野古とその東側に広がる大浦湾は、国際的にも非常に貴重な自然環境が残されているところであります。
まず、委員の皆さんには資料を配ってありますが、パネルをごらんになっていただきたいと思います。
これは、絶滅危惧種のジュゴンとウミガメ、これがこの海域を一緒に泳いでいるところであります。ジュゴンは、かつては琉球諸島のどこにでも見られました。しかし、今では沖縄本島北部の周辺にわずか残るのみで、絶滅の危機に瀕しております。ジュゴンの餌場である海草藻場が広がっているのが実は辺野古の沿岸部で、ここを埋め立てて米軍の飛行場をつくるというのが政府の計画であります。ウミガメも、辺野古の砂浜にたびたび上陸をして産卵しているのが確認をされております。これがジュゴンとウミガメが一緒に泳いでいる写真であります。
次に、もう一枚のパネルを見ていただきたいと思います。
これは、アオサンゴという種類のサンゴです。二〇〇七年に、大浦湾内の、地元でチリビシと呼ばれている場所で発見をされました。アオサンゴの群集としては石垣島の白保が有名ですが、沖縄本島で非常に規模の大きな群集が見つかったということで、大変大きな注目を集めました。
また、大浦川などの河口の付近にはマングローブが生い茂って、干潟には、トカゲハゼを初め、さまざまな希少種が生息をしています。アジサシという渡り鳥もやってまいります。
あそこの自然の特徴というのは、山と川と海が一体となって絶妙なバランスを保ちながら、非常に高い生物多様性が保たれていることにあります。
総理に認識を伺いますが、辺野古、大浦湾がこうした貴重な自然環境が残された場所だということは御存じですか。
○小野寺国務大臣 辺野古、大浦湾だけではなくて、沖縄には大変自然環境豊かな生物種がいるということは承知をしております。
今回の普天間飛行場代替施設建設事業に係りますこのような問題については、環境影響評価書に対して沖縄県からの意見を勘案しまして、自然環境及び生活環境の有識者で構成いたします研究会の提言を踏まえて、環境影響評価書の補正を行い、補正後の環境影響評価書を、平成二十四年十二月に沖縄県知事に提出をしたところであります。
また、本事業に係ります公有水面の埋め立てに当たりましては、公有水面埋立承認願書に、環境保全に関して講じる措置を記載した図面として、補正後の環境影響評価書を添えて添付しており、この内容を踏まえ、昨年十二月に沖縄県知事から埋立承認を得たということであります。
なお、この埋立承認に当たりまして、沖縄県知事は、専門家、有識者から構成される環境監視委員会の設立など、工事中及び供用後の環境保全対策等について留意事項を付しておりますので、私どもも最大限努力をしてまいりたいと思います。
なお、環境影響評価書におきましては、同研究会からの提言も踏まえまして、例えば、サンゴ類に関しては、埋め立てにより消失するサンゴ類を適切な場所に移植をするということ、ジュゴンに関しては、工事に伴うジュゴンへの影響を避けるため、ジュゴン監視・警戒システムの構築などによりジュゴンの生息位置を確認するということ、ウミガメ類に関しましては、埋め立てによるウミガメ類が産卵する海浜の一部が消失することから、他の海浜でウミガメ類の上陸、産卵に適した環境を整備するということであります。
御指摘のサンゴ、ジュゴン、ウミガメに関して、このような環境保全措置をとっていきたいと思っております。
○赤嶺委員 防衛大臣、どんな手続をとったかというのは、これから聞いていくんです。たっぷり答えてください。しかし、手短に答えてください。聞かれてもいないようなことを延々と、首相をかばうようにしてきて。
私は首相に、大浦湾と辺野古がこんな貴重な自然であることを認識しておられますかという認識を聞いたんですよ。
首相、いかがですか。
○安倍内閣総理大臣 私も、当然、認識をしております。
その上において、さまざまな配慮あるいはしっかりとした調査を行いながら対応していくことを、我々は今検討しているところでございます。
○赤嶺委員 それでは、防衛大臣、その環境アセスにおける検討について聞いていきたいんです。
環境アセスメントを、皆さん、基地の建設に当たって実行いたしました。その結果を添付して、昨年の三月、沖縄県に対して埋立申請書を提出いたしました。そこでは、基地建設がジュゴンの餌場である海草藻場について、これは先ほどお答えになりませんでした、海草藻場に与える影響について、このように記載をされております。「過去には辺野古地先の海草藻場において食跡が確認されていますが、事業実施区域周辺で確認される現在のジュゴンの行動範囲や餌場の利用状況からみて、辺野古地先の海草藻場へ移動し採食する可能性は小さいと考えられます。」このように書かれているわけです。
ジュゴンが建設予定地である辺野古の沿岸にやってきて海草を食べる可能性は小さいということですが、防衛大臣、そういう見解ですね。短く答えてくださいよ。
○小野寺国務大臣 委員がどこまでジュゴンの生態を知っていらっしゃるかわかりませんが、私がジュゴンの生態で報告を受けましたのは、むしろ、沖縄本島におきましては、東シナ海側の方に通常多く生息をし、そして、この辺野古沖でありますが、太平洋の方に来るのはほとんどごくまれだということを承知しております。
また、海草を食べた跡、はみ跡ということでございますが、その確認も、これは確かに見られておりますが、少なくても、このはみ跡というのは、例えば、平成二十四年冬季までの調査においては、平成二十一年六月、平成二十四年四月から六月にかけて、計四回、このはみ跡は確認しているということであります。
このように、時折この海域に来るということは私どもも確認をしておりますので、工事に当たっては、ジュゴンにこの海域で、工事の中で危害が与えられないような、そういう対応をしっかりとっていきたいと思っております。
○赤嶺委員 はみ跡は辺野古の中でも確認をされていると。四回と言いましたが、何カ所ですか。
○小野寺国務大臣 御存じのとおり、ジュゴンが藻場を食べる、はみ跡をする場というのは……(赤嶺委員「何カ所ですかと聞いているんですよ」と呼ぶ)委員、食べるというのは面を食べるわけですから、ここでぱくっと一カ所、ここでぱくっと二カ所という、そういう数え方はできないので、済みません、あくまでも回数ということで、計四回というふうに御理解をいただければと思います。
○赤嶺委員 防衛大臣、自分たちが出した報告書ぐらいはちゃんと見てくださいよ。防衛省は報告書を出しているんですよ。沖縄防衛局の調査報告書で、ジュゴンが辺野古の沿岸にやってきている、これも確認されています。二〇一二年四月から六月にかけてとおっしゃったのも、そのとおりです。
私は、数えてみました。皆さんが出した資料で、写真にちゃんとこう点々が打ってありますから、ぱくっと食べてわからないという状態じゃないですよ。皆さんが出した資料を見たら、十二カ所、はみ跡がきちんと、印、マークがついているんですよ。答弁するなら、自分たちが出した報告書ぐらいきちんと確認して、後ろから何か紙を出されて答弁して、時間稼ぎはやめていただきたいと思うんです。
ただ、辺野古に来ていることは間違いないわけですね。しかも、この資料というのは、皆さんがみずから明らかにしたのではなくて、共同通信社が情報公開の請求でやったものであります。そうなると、辺野古地先の海草藻場を採食する可能性は小さいという埋立申請書の評価は間違いだったということ、これはお認めになりますか。
○小野寺国務大臣 ジュゴンのはみ跡の数ということでありますが、私は、実際、調査を行いますジュゴンの研究者からこの経過について報告を受け、今委員が御指摘になったように、確かにジュゴンが回遊する場合はありますが、主たる生息域は、この太平洋側、キャンプ・シュワブ沖ではないというふうに報告は受けております。
○赤嶺委員 辺野古にやってくる可能性は小さいということを言いながら、実際には辺野古に来ているわけです。埋立申請書の評価が間違っていたということは明らかであります。調査の最中に四回ということですからね。調査が複数年、このように調査していくと、大体、ジュゴンの生活史やジュゴンの動きというのはわからないわけですから。
ただ、もう一点聞きますが、政府は、はみ跡の多くは、辺野古地先ではなく嘉陽地区だ、このように報告しております。
嘉陽地区というのは、建設予定地から北東方向へわずかしか離れていないところであります。そこでは、埋め立てに使う海砂が採取される計画になっています。ところが、それが海草藻場に与える影響については、評価が行われていません。その場所で海砂を採取することは、埋立申請書の段階になって我々も初めてわかったこと、明らかにされたことであります。
防衛大臣に引き続き伺いますが、嘉陽地区での海砂の採取、これは、ジュゴンに与える影響は評価されていない、皆さんのアセスの中ではされていない、その点は確認できますね。
○小野寺国務大臣 ジュゴンの問題だけではなくて、今の海砂の採取の問題だけではなくて、今回、埋立承認に当たりまして、沖縄県知事からは、専門家、有識者から構成されます環境監視等の委員会の設立をして、そして、工事中及び供用後の環境保全対策についてしっかり対応していただきたいということがございます。
今委員の御指摘のことについても、沖縄県知事から要請があった内容について、私どもとしてしっかり対応させていただきたいと思っております。
○赤嶺委員 ジュゴンが海草を一番食べている地域は嘉陽の海岸であります。その海草藻場が生えているそばで業者が海砂を採取する。すると、そこの海草藻場は破壊されてしまうわけですね。破壊されてしまうかどうかについても、防衛省はアセスの中で評価しておりません。適切な評価があったとは思えないわけです。
総理にもう一度、認識を伺います。
ジュゴンのはみ跡が確認されている場所、ここを埋め立てるのが政府の計画です。海草の移植を検討するとかとよく言いますが、これが成功する保証もありません。ジュゴンのはみ跡が最も多く確認されている嘉陽地区も、海砂採取の影響は調査されておりません。ジュゴンの生息環境が守られる保証はないということではありませんか。
総理、お願いします。もう防衛大臣はいいです。総理。
○小野寺国務大臣 委員に承知をしていただきたいのは、私どもとして、沖縄の自然環境がすばらしいということは重々わかっております。ですが、この話の根本は、普天間の危険性除去をいかに早く進めるかというところ、そこから話を進めさせていただいております。
ぜひ御理解いただきたいのは、私どもも環境に最大限気を使って、配慮しながら今回の工事を進めさせていただきます。そして、一日も早く普天間の危険性の除去、このために御協力をいただきたいと思います。
○赤嶺委員 普天間を辺野古に移したいから環境アセスの手続は省きました、環境アセスの手続は十分にやっていません、こんなのが法治国家で通りますか。乱暴な環境アセスというのははっきりしているんです。自然環境についてそういう経過がありました。環境アセスの法の手続を踏まえないで今日まで来ている。
次は、生活環境の問題について伺っていきたいと思います。
政府は、これまで米軍機の運用に伴う騒音については、滑走路をV字形に配置し、飛行ルートを海側に設定するから影響は低減できると説明をしてきました。しかし、現在でもオスプレイは、学校や病院の上空を含めて、沖縄本島全域を自由勝手に飛び回っています。
海上に設置した飛行ルートが守られる保証、これはどこにあるのですか。
○小野寺国務大臣 現在の普天間飛行場は市街地の中にあるということはもう委員も御存じだと思います。ですから、このところから北部の訓練場に行く場合には、どうしても市街地の上空を通る。私どもとしては、これをできるだけ軽減したいということで、今回の、キャンプ・シュワブ沖に滑走路をつくり、そこに移設をする。そうすれば、基本的に、市街地を通らず、人家の上を通らず、北部の訓練場に行ける。それで騒音の軽減を行いたい、あるいは危険性の除去を行いたい。それで、今回の案をつくらせていただきました。
環境面については重々配慮して対応してまいりますので、どうぞ御理解をいただきたいと思います。
○赤嶺委員 防衛省は、あるいは政府は、繰り返し、今の防衛大臣のような答弁をやってまいりました。
それに対して、沖縄県の環境生活部が昨年十一月、埋立申請の可否を検討する過程で、部の意見をまとめた文書があります。そこにはこのように書かれております。
既存の米軍基地の運用に照らすと、当該代替施設が供用された後に、米軍に周知するあるいは要請するとしている環境保全措置などが適切かつ確実に実施されるとは考えられない。平成八年に嘉手納飛行場及び普天間飛行場における航空機騒音規制措置が日米合同委員会において合意された後も、航空機騒音に係る環境基準を達成できない状況が続いており、航空機騒音問題は、依然として米軍基地から派生する最も大きな環境問題の一つとなっている。このようなことから、事業者である国は、米国政府と環境特別協定を締結するなどの実効性のある方法により、米軍基地から派生する環境問題の未然防止と米軍基地周辺の生活環境及び自然環境の保全に万全を期すべきである。
このように言っております。
つまり、皆さんが繰り返し答弁してきたことは実効性があるものとは認められない。これは、沖縄の米軍基地を知っている人、体験している人なら誰でもわかりますよ。そんな言い分が通るわけないです。ルールを守らないのが米軍であります。それで、沖縄県は……(発言する者あり)そうですよ、ルールを守らないのが米軍ですよ。守っていると言うなら、根拠を挙げてください。
それで、沖縄県は、環境生活部は、環境補足協定を締結してでもルールを守らすべきだと言いました。その環境補足協定は、航空機騒音の問題、これは協議の対象になっていますか。
○岸田国務大臣 昨年十二月、安倍総理と仲井真知事との会談が行われまして、その際に、仲井真知事の方から沖縄の負担軽減に関しまして要望が示されております。政府としましては、やれることはすべてやる、こうした方針のもとに、こうした知事の要望に応えていかなければならないと考えています。
そして、その中に、御指摘の日米地位協定の環境補足協定の作成の課題があります。これにつきましても、できるだけ早く、そしてしっかりとした結論を出すために努力をしていきたいということで、さきの、二月七日に行われました日米外相会談等においても、米側の協力を要請し、米側からも、ぜひ協力していく、こうした発言を受けたところであります。
そして、二月十一日、第一回目の交渉が行われました。その際に、おっしゃるように、今後の議論の進め方、そして対象となる協力の分野について議論を行ったところであります。これからまた議論が行われるところであります。内容については、予断を、この段階で申し上げることは難しいですが、ぜひ、地元のこういった御意向もしっかり受けながら、できるだけ早く結果を出すべく努力をしていきたいと思っております。
○赤嶺委員 今協議しているものの成否も非常に曖昧だということですが、私が聞いたのは、騒音の問題もこの環境の協定の対象になっているんですかと、騒音の問題を聞いたわけです。
○岸田国務大臣 今回の環境補足協定の議論においては、騒音は対象には上がっていないと承知しております。
○赤嶺委員 騒音は対象になっていないんですよね。大体、海側を飛ぶから騒音なんて起こらないんだというこんな話は、米軍基地を知らない人たちの話であります。騒音も対象になっていない。
それから、もう一つは、米軍基地の返還跡地から、米軍が遺棄したPCBを初めとするさまざまな有害物質がこれまで発見されてきました。沖縄県が求めてきたのが、米軍の活動に起因する環境汚染については、米側の責任において回復措置がとられるようにすべきだということです。
日米地位協定は、米軍に対する原状回復義務を免除しております。環境汚染を引き起こした当事者が責任をとるのは当然であります。今回の環境補足協定では、その点をどうするのですか。米側に、回復義務、これを課すのですか。
○岸田国務大臣 御指摘の点について、地元からさまざまな御意見、要望があることは承知をしております。ただ、この日米地位協定の環境補足協定の作成につきましては、議論第一回目が始まったばかりであります。
結果、予断をすることは差し控えたいとは存じますが、ぜひ早く、よい結果が出るよう全力で取り組んでいきたいと考えています。
○赤嶺委員 この結果は見通せないということであります。
結果が見通せないばかりか、今回の補足協定は、問題の根本に手を触れずに、環境措置をとるためとして、思いやり予算やそれ以外の枠組みをつくって、日本政府が財政負担を担うことに言及をしております。
何を負担するのですか。
〔森山委員長代理退席、委員長着席〕
○岸田国務大臣 二月十一日、第一回目の交渉を開始しました。
先ほども申し上げたように、協力の対象分野ですとか、今後の議論の進め方を議論したという段階であります。
負担の問題等、具体的なものにつきましては、交渉相手もあることであります。これからしっかり議論をしていきたいと考えています。
○赤嶺委員 財政負担をすることには合意をしているわけです。何を負担するかはこれからなどという説明は通りません。話し合われていることがあるはずであります。
例えば、米軍自身の予算で行う基地整備に伴って、有害物質が見つかったり赤土による汚染を引き起こした場合、日本政府の負担で対処する、こういうことも入ってくるのですか。
○岸田国務大臣 昨年の十二月の二十五日、発表されました共同発表の中におきまして、「日米地位協定第二十四条に関連する追加的な例外を構成する新たな枠組みの下で在日米軍施設・区域内におけるその他の環境措置のための費用を負担すること。」こうしたことが明記されております。
○赤嶺委員 曖昧でありますけれども。
次に、普天間基地の五年以内の運用停止の問題について伺います。
今週の火曜日に、政府と沖縄県知事、そして宜野湾市長で負担軽減推進会議がつくられました。ところが、ここにはアメリカ側の代表が入っていません。なぜ入っていないんですか。
○小野寺国務大臣 この会議につきましては、これは沖縄側からの要請もあり設置されたということでありますので、沖縄関係の私ども閣僚と沖縄県知事及び宜野湾市長が構成員となるということになったと思います。
○赤嶺委員 五年以内の運用停止といいながら、運用しているアメリカは入れないで、日本政府と沖縄県の間で何か話し合って、それがまとまって実現に移されるというようなことは、かつて例を知りません。
今回の辺野古新基地建設はやめて、普天間基地は即時閉鎖、撤去することを求めて、質問を終わります。