活動報告

セクハラ市長許さない 沖縄・南城市議選 マツダ候補訴え 赤嶺議員が応援

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 沖縄県南城市の古謝景春市長が、市職員へのセクハラ問題で議会から不信任決議を突きつけられながら居直り、議会を解散したことに伴う市議選(定数20)が11月2日告示(9日投票)されました。日本共産党の現有1議席確保をめざすマツダ兼弘候補=前=は、第一声で「何としてもこの選挙を勝ち抜き、市民のみなさんとともに市長を退陣させる」と力を込めました。

 

 選挙は、市長の辞職を求める議員が引き続き多数となり、再度の不信任可決で失職に追い込むのか、それとも続投を許してしまうのかが焦点です。

 

 応援に駆けつけた赤嶺政賢党衆院議員は、市長追及の先頭に立ってきたマツダ候補が勝利してこそ、市職員が安心して出勤できる環境づくりが進むと強調。「不正義は絶対に許さない。その思いをマツダ候補に。1票を広げ抜いてください」と訴えました。

 

 報道各社のアンケートによると、立候補25人のうち21人が再度の不信任に賛成すると答えたのに対し、市長にくみする側は4人。不信任を阻止可能な「市長派」7人を擁立できなかった市長は失職を免れない公算が大きくなりました。

 

 しかしその場合、失職後50日以内に実施される市長選について古謝市長は2日、報道陣の取材に出馬すると明言。信を問うため議会を自ら解散したのに、続投へノーが突きつけられても、その民意すら認めない姿勢を示しました。

 

 マツダ候補の出発式に参加した80代女性は「市長のセクハラ居直りは許せない。女性への差別がない南城市にするため、マツダさんに引き続き頑張ってほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2025年11月4日)

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