沖縄県選挙管理委員会は10月30日、衆院選(27日投開票)の県内4小選挙区で勝利した当選者に当選証書を手渡す付与式を県庁内で行い、「オール沖縄」1区代表として激戦を勝ち抜いた日本共産党の赤嶺政賢衆院議員らが証書を受け取りました。
県選管の武田昌則委員長は「県民の信頼と負託を真摯(しんし)に応えつつ、全国民を代表する衆院議員としての職責を十分に全うされるよう期待する」とあいさつしました。
式終了後、赤嶺氏は記者団の取材に応じ、選挙を振り返りました。沖縄の民意を頭越しに押しつぶすような日本政府に対し負けないでくれという激励や、貧困拡大の中で生活の苦しさを何とかしてほしいとの願い、自民党裏金問題への怒りが多く寄せられたと語りました。
その上で赤嶺氏は、与党の過半数割れで名護市辺野古の米軍新基地建設も、南西諸島の軍事要塞(ようさい)化も、政府が横暴に強行できない状況が生まれていると強調。「追及の手をもっと強め、何よりも県民の民意を貫いて頑張りたい」と決意を語りました。
付与式には、赤嶺氏の支援者らが駆けつけました。(しんぶん赤旗 2024年10月31日)