衆院沖縄1区で「オール沖縄」代表の議席を再び勝ち取った赤嶺政賢氏(日本共産党・前)は、投開票から一夜明けた10月28日、県庁前で演説し、選挙結果の報告と公約実現に向けた決意を訴えました。
自民前職らとの選挙戦で、赤嶺氏は4万9838票を獲得。投票率が前回から5ポイント以上減る中、自民前職との票差を広げて勝利しました。県内4小選挙区では、オール沖縄が自民に2勝2敗だったものの、わずかに及ばなかった3区でもオール沖縄が票差を大きく縮めました。
訴えの冒頭、赤嶺氏は「私の勝利はオール沖縄に集まった県民のみなさんの勝利です」と述べると、集まった人たちから大きな拍手が湧き起こりました。
今回の総選挙での「オール沖縄」の前進は、来年の参院選や再来年の知事選にも大きな効果をもたらすと指摘。「辺野古反対の民意を繰り返し示していこう。私も先頭に立って頑張る」と力を込めました。
オール沖縄で選挙をともにたたかった多和田栄子那覇市議(社民)が司会を務め、地域政党「沖縄うない」代表の比嘉京子前県議もマイクを握りました。
赤嶺氏に握手を求めて駆け寄った女性(52)=那覇市=は「自民、公明などの国民の税金を私物化するような政治を追及できる人と思ったからこそ、応援しようと思った」と話しました。(しんぶん赤旗 2024年10月29日)