活動報告

辺野古 県民大行動 新基地断念まで頑張る オール沖縄のたたかいに確信

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 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は2日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で「県民大行動」に取り組みました。参加者750人(主催者発表)は、衆院沖縄1~4区で「オール沖縄」の代表が自民党を追い詰めるたたかいをしたことに確信を持ち、新基地断念まで頑張り抜こうと決意を新たにしました。

 糸数慶子共同代表は、沖縄の戦場化を想定した日米共同訓練の強行や、米海兵隊幹部が家族を沖縄から撤収させる提言をしたとの報道に言及。「軍隊は県民、国民を守らないことを表しているような状況。私たちのたたかいがどれだけ大事であるか」と強調しました。

 小選挙区で勝利した1区の赤嶺政賢(日本共産党)、2区の新垣邦男(社民)両氏、票差を大きく縮め比例の議席を得た3区の屋良朝博、4区で健闘した金城徹両氏(ともに立民)が訴えました。

 赤嶺氏は、オール沖縄を“選挙互助会”などとやゆする声を厳しく批判し、「機動隊にごぼう抜きされるなどしても、めげずに団結を強めてきたのがオール沖縄だ」と力説。辺野古のたたかいが先島のミサイル部隊強化に反対するたたかいに広がっているとして、「ゲート前と先島住民のことを思い出し、国会で頑張り抜く」と述べました。

 大学生らのグループで訪れた白坂リサさん(20)=東京都=は「現場で抵抗しても非効率という意見に、半分共感もあったけれど、初めて辺野古に来て、工事を1秒でも止めたいと運動している人の声を聞きました。それぞれの抵抗の方法があっていいし、沖縄で知ったことを発信していきたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2024年11月3日)

 

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