活動報告

二度と沖縄戦場にさせない/デニー知事支え平和を 県議選必勝へ「県民大行動」 辺野古

カテゴリー:

テーマ:

 

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は6月1日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で「県民大行動」を開きました。約550人(主催者発表)が参加。県議選(7日告示・16日投開票)必勝に向け、「オール沖縄」の玉城デニー県政を支え、平和で豊かな沖縄を求めて「辺野古新基地建設NO!」などと声を上げました。

 オール沖縄会議の稲嶺進共同代表が開会あいさつし、「沖縄慰霊の日」を前に、糸満市摩文仁(まぶに)の平和の礎(いしじ)に沖縄戦犠牲者などの名が新たに刻まれることにふれ、「戦争はまだ終わっていない」と指摘。「県議選で『オール沖縄』として必ず勝利し、沖縄を二度と戦場にさせないために奮闘しよう」と呼びかけました。

 「辺野古弁護団」の赤嶺朝子弁護士は、新基地建設を巡り県の埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の裁決について住民が取り消しを求めた裁判に言及。福岡高裁那覇支部が5月、住民の原告適格を認めて地裁への差し戻しを命じる判決を出したことについて、「住民が原告となる資格があることを裁判所が認めている点は大変意義がある」と強調しました。

 原告団事務局の浦島悦子さんは「地道に闘ってきたことが報われた」と述べ、闘い続ける決意を語りました。

 デニー知事を支える県政与党を代表し、日本共産党の、とぐち修県議団長があいさつ。県選出野党国会議員団も参加し、あかみね政賢共産党衆院議員は「違法な裏金づくりをしてきた自民党政治を終わらせ、県議選で勝利しよう」と訴えました。(しんぶん赤旗 2024年6月2日)

 

このページをシェアする