「第95回メーデー沖縄県集会」は、那覇市の与儀公園で開かれました。破綻する名護市辺野古の新基地建設計画を断念させるとともに、沖縄の島々の軍事要塞(ようさい)化を許さず、6月の県議選で玉城デニー県政を支える与党の過半数確保などを掲げた決議を採択しました。
沖縄県労働組合総連合の穴井輝明議長は「ダブルワークをしなければ生活を守れない労働者が多くいる。もっと声を上げ、働く環境を良くしていこう」と呼びかけました。
日本共産党、社民党、立憲民主党などの代表が駆け付け、共産党は、あかみね政賢衆院議員があいさつ。共産党県議団も参加しました。
松永享県商工労働部長がデニー知事メッセージを代読しました。
メーデー初参加の男性(27)=那覇市=は「以前、介護現場で働いていましたが、人手不足でまともなケアができなかった。金融所得課税を引き上げ、社会保障に回すなど所得再分配が機能するよう政治を変えていく必要がある」と話しました。(しんぶん赤旗 2024年5月2日)