沖縄人民党(1973年に日本共産党に合流)の機関紙「人民」を発行する印刷所として創設され、平和と社会進歩への貢献を経営理念に、共産党の出版物などの印刷を担ってきた「あけぼの印刷」(那覇市)で1月6日、同社が新たに導入した断裁機のお披露目がありました。
日本共産党の、あかみね政賢衆院議員が駆けつけ、断裁の実演を見学しながら安全性や効率性の向上について説明を受けました。
その後に開かれた新年会で同社の大城辰彦社長は、新たに導入した機能を生かし、業務などの開拓に努めると語りました。
来賓あいさつした日本共産党の鶴渕賢次県委員長代理は、沖縄の民商や新婦人が会員拡大でめざましい前進を遂げていると強調。「6月に県議選がある。党としても力いっぱい頑張る1年にしたい」と訴えました。
たまき武光県議は「共産党7人の全員勝利なくして基地問題や平和とくらしを前進させることはできない」と、県議選への決意を表明しました。
古堅茂治那覇市議団長は、出版の自由が奪われた米軍占領下で、米軍の支配を打ち破るためにつくられた同社の歴史を紹介。「厳しい中でも印刷業務を支えていただいている社員のみなさんに心から敬意を表します」と語りました。(しんぶん赤旗 2024年1月8日)