日本共産党沖縄県委員会は10月15日、来たる総選挙で衆院沖縄1区「オール沖縄」代表、あかみね政賢衆院議員必勝と比例での党躍進、来年の県議選勝利をめざし、田村智子副委員長を迎えた街頭演説会を那覇市で開きました。(動画はコチラ)
田村氏は、パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルとの紛争などにふれ、「21世紀を戦争の時代にしてはならない。紛争を武力で解決しないよう、日本が国連憲章と憲法9条を力に世界各国に働きかけることが切実に求められている」と述べ、玉城デニー知事がアジア太平洋地域の平和と安定のために取り組む地域外交に共産党として連帯すると表明しました。
名護市辺野古の米軍新基地建設で設計変更を承認せず、強権的な「代執行」で新基地を押し付ける国と対決するデニー知事の決断は「現実的な平和への希求に根差したものだ」と支持を表明。長射程ミサイル配備や弾薬庫建設など沖縄を戦争拠点にする政府の動きを厳しく批判し、総選挙での1~4区のオール沖縄勝利と、県議選の党候補全員勝利でデニー知事を支える力をさらに大きくしようと訴えました。
田村氏は、賃上げや社会保障充実など共産党が提案した経済再生プランの「三つの改革」を紹介し、この改革の実現が、「沖縄の経済を土台から元気にしていく力になる」と強調。共闘を分断する支配勢力の共産党攻撃に対し、「反共攻撃を乗り越えたオール沖縄のたたかいをさらに発展させ全国に広げよう。平和と暮らしのために努力する共産党を伸ばし、一緒に新しい政治をつくろう」と呼びかけました。
あかみね氏は「二度と戦場にさせない沖縄の平和を守るたたかいに全力を挙げる」と力を込めました。
県議選全員勝利へ、勇退する玉城ノブ子県議とバトンタッチする新人の上原トクイチロー、現職の、たまき武光、セナガ美佐雄、しまぶく恵祐、ニシメ純恵、比嘉みずき、とぐち修の各予定候補が決意を述べました。(しんぶん赤旗 2023年10月16日)