活動報告

再び戦場にさせない 県民の会がキックオフ集会 沖縄

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 岸田政権が安保3文書に基づき沖縄など南西諸島で大軍拡を進めるなか、戦争に反対するため沖縄県内の63の市民団体・個人が立ち上げた「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」が9月24日、沖縄市でキックオフ集会を開きました。約800人が参加し、「対話による信頼関係の醸成こそ平和への道であることを訴えて活動していく」とする集会宣言を採択しました。

 

 同会の共同代表で、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は、戦争を起こさせないためアジア太平洋地域の国々と連帯していくべきだと述べ、「玉城デニー知事は国連でそれを展開している。私たちはデニー知事の背中を支えていこう」と呼びかけました。

 

 来賓あいさつで、沖縄選出の野党国会議員でつくる「うりずんの会」を代表して日本共産党の、あかみね政賢衆院議員が「新しい戦前のための準備は絶対に許さない決意で頑張ろう」と強調。県議会与党会派を代表し、日本共産党の、とぐち修県議団長が「県民が草の根から島々から声をあげ、立ち上がろう」と力を込めました。

 

 「オール沖縄会議」の金城徹共同代表、「第32軍司令部壕の保存・公開を求める会」の垣花豊順副会長も連帯を表明。「沖縄対話プロジェクト」呼びかけ人の谷山博史さんが記念講演し、「戦争はつくられるという大局的視点に立てば戦争は止められる。結束しよう」と訴えました。

 

 与那国島や宮古島、石垣島、うるま市、沖縄市などからミサイル配備や軍事増強に反対するたたかいと決意が報告されました。(しんぶん赤旗 2023年9月25日)

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