衆院沖縄1区の「オール沖縄」代表で日本共産党の、あかみね政賢衆院議員は8月12日、党女性後援会とともに那覇市内で街頭演説に取り組み、「アメリカ言いなりに日本を戦争する国に変え、沖縄を戦場にしようとする岸田内閣にノーの審判を」と訴えました。
あかみね氏は、岸田自公政権が日本維新の会などと一体になって狙う沖縄・南西諸島への敵基地攻撃のミサイルの配備は、アメリカの先制攻撃戦略に日本を組み込むものと強調。「戦争で悲惨な戦場になるのは沖縄です。再び沖縄を捨て石にするのは絶対に許さない」と力を込めました。
その上で、あかみね氏は、日米の戦争推進勢力が台湾をめぐり米中対立の危機をあおる中、自民党の麻生太郎副総裁が中国を念頭に「たたかう覚悟が必要」などと述べたことを強く批判。「戦争の準備よりも平和の準備を大事にする政治へ、全力を挙げます」と表明しました。
また、非正規・派遣労働を増やし20年以上も賃金が上がらない日本にした大企業本位の経済政策から脱却し、「働く人を大切にする政治に切り替えよう」と訴えました。
女性後援会の女性(71)は「アメリカ言いなり、財界言いなりから国民の声が届く政治へ変えよう」と呼びかけました。宣伝カーに声援が相次いだほか、あかみね氏の教員時代の元教え子や地元住民から「頑張って」の熱い激励が寄せられました。(しんぶん赤旗 2023年8月13日)