活動報告

辺野古に新基地造らせぬ 沖縄県民大行動に650人

カテゴリー:

テーマ:

 

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は4月1日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で県民大行動を実施しました。主催者発表で650人が参加し、団結を固めあいました。

 

 4月1日は、78年前の沖縄戦で米軍が沖縄本島に上陸した日にあたります。オール沖縄会議の高里鈴代共同代表は「沖縄戦で亡くなった方々を追悼するだけでなく、頑張って苦労して生きぬいてきた方たちの思いを受け継いで新基地を造らせない決意をさらに強く訴え続けていこう」とあいさつしました。

 

 新基地建設断念を求める国会請願署名を呼びかけるため、3月28日に糸満市を出発したピースウオークのメンバーが5日間かけてゲート前に到着。ピースウオーク団長の上原快佐県議(無所属)は「請願署名の周知とともに、沖縄戦で県民が南部から北部まで歩いて避難した戦争の追体験も兼ねました。平和の歩みを若い世代がつないでいく」と述べ、署名成功を訴えました。

 

 県議会与党会派を代表し、日本共産党の瀬長美佐雄県議が「玉城デニー知事の『新たな建議書』が目指す基地のない平和な島という沖縄のあるべき未来に向かって頑張ろう」と呼びかけました。デニー知事が激励メッセージを寄せ、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員らオール沖縄の国会議員も参加しました。(しんぶん赤旗 2023年4月2日)

このページをシェアする