活動報告

沖縄を戦場にさせない 小池書記局長迎え新春のつどい 石垣

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 日本共産党の小池晃書記局長は1月14日、沖縄県石垣市で開かれた党八重山郡委員会主催の「新春のつどい」に参加し、沖縄人民党の日本共産党合流50年の今年、日本共産党への入党を呼びかけました。石垣島での自衛隊ミサイル基地建設など南西諸島での軍事力強化、「敵基地攻撃能力保有」の安保3文書を閣議決定した岸田政権を批判し、「沖縄を再び戦場にしないため、ともにたたかおう」と呼びかけました。

 

 小池氏は、13日にワシントンで行われた日米首脳会談後、岸田文雄首相が、安保3文書の閣議決定は、吉田茂首相の安保条約締結、岸信介首相の安保改定、安倍晋三首相の安保法制と並ぶ、日米同盟の歴史上「最も重要な決定の一つだ」と豪語したことを紹介し、「そういうことを一切、国会にもはからずやったあなたは戦後最悪の首相だといいたい。米国に行ってバイデン大統領と勝手に約束した」と厳しく批判しました。

 

 小池氏は、日米首脳会談に先立ち開かれた日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、南西諸島の施設の共同使用拡大、共同演習・訓練の増加などが決められたとして、「民間空港などの軍事利用は到底許されない」と主張。石垣島での自衛隊基地建設では、長射程ミサイルが配備されようとしているとして、「沖縄に危険を呼び込むことになる。石垣島を『標的の島』にしてはならない」と訴えました。

 

 小池氏は、米国のオースティン国防長官でさえ、台湾海峡での中国の活動が、差し迫った侵攻を意味するのかは「深く疑っている」と述べていることをあげ、「危機をあおり、軍拡を進めるやり方はやめるべきだ。今、必要なのは徹底した外交努力だ」と強調しました。

 

 

 赤嶺政賢衆院議員は、石垣島での自衛隊基地のたたかいはこれからも続くとして「住民と一緒になって力を合わせ、平和な八重山の島にするように決意する」と語りました。

 

 井上美智子郡委員長・石垣市議は、同市議会で自衛隊基地に関し、「反撃能力」を持つ長射程ミサイル配備は「容認できない」などとする二つの意見書が可決されたことを紹介。「今後のたたかいの大きな力になる。島を戦場にさせないためがんばっていきたい」と述べました。

 

 つどいでは、オール沖縄の次呂久宗崇県議、石垣市政野党の4市議がそれぞれあいさつしました。(しんぶん赤旗 2023年1月15日)

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