沖縄県今帰仁(なきじん)村議選(定数11、立候補者14人)が9月13日告示され、日本共産党の諸喜田(しょきた)タケル氏(43)=新=が、12年ぶりの党議席獲得をめざし立候補しました。
出発式で諸喜田候補は、「県知事選でオール沖縄の玉城デニー知事が圧勝した勢いを今帰仁でも生かしていきたい」と力強く訴えました。同村が自衛官募集のため18歳を迎える住民名簿を住民同意なく自衛隊に提供していたことに「こんな反民主主義的なことを追及するため、議会に送り出していただきたい」と呼びかけました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が激励に駆け付け、デニー知事の圧勝に続き「『辺野古新基地建設をやめろ』との気持ちを諸喜田さんの勝利で示そう」と強調。円安の影響で肥料などが高騰し農家が困窮していることに触れて、国の政治にものを言える人が村議会で必要だと述べ、農業に携わり住民の要望を政治に届ける諸喜田候補が「国政と今帰仁を結ぶ政治家だ」と勝利を訴えました。(しんぶん赤旗 2022年9月14日)