活動報告

沖縄統一地方選 共産党市議候補第一声 命・平和守る政治に全力

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普天間基地撤去こそ 宜野湾・宮城市議候補

 

 米軍普天間基地を抱える沖縄県宜野湾市議選(定数26、立候補31人)で日本共産党の宮城マサル氏(58)=新=は9月4日、「普天間基地の即時閉鎖・撤去を求める議席を絶対に勝ち取っていく」と力強く第一声を上げました。

 

 長年、特産の田芋(ターンム)作りなどに従事してきた宮城候補は、米軍由来の有害なPFAS(有機フッ素化合物)による水と環境の汚染が発覚したことに言及。市民の健康や農業が脅かされ続けているとして「命を守るには米軍基地はいらない」と力を込めました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が激励に駆け付け、事故が相次ぐオスプレイについて、米軍は構造的欠陥が不明なまま飛行させていると批判。危険と隣り合わせの生活を受け入れる自民党現市政の転換を訴えました。

 

 町田直美後援会長は「PFAS問題を解決するのは被害者であるマサル候補」と強調。西銘純恵党県議、知念吉男元党市議も必勝を呼びかけました。

 

市民の命綱 議席守れ 南城・マツダ市議候補

 

 沖縄県南城市議選(定数20、立候補25人)で4期目に挑む日本共産党のマツダ兼弘氏(71)=現=の出発式が9月4日、同市内で行われました。

 

 マツダ候補は「党の議席は、市民の命綱だ」と強調。リストラされた母子家庭の母親や、物価高なのに年金が削られて暮らしていけないという高齢者などの生活相談に応えてきた自らの活動を紹介し、子どもの貧困対策などを進めてきた玉城デニー知事とともに、国の国民いじめから命と暮らしを守る政策を「しっかりやっていく」と訴え支持・支援を呼びかけました。

 

 応援に駆け付けた日本共産党の伊藤岳参院議員は「政治を変えようという願いをこぞってマツダさんに集めていただき、平和で誇りある豊かな沖縄をつくるのと同時に、岸田政権を追い込む勢いのある選挙にしていこう」と述べました。日本共産党の玉城武光県議らも訴えました。

 

人権保障される社会 沖縄・チバ市議候補

 

 沖縄県沖縄市議選(定数30、立候補40人)で必勝を期す日本共産党のチバあやこ氏(53)=元=は9月4日の出発式で、「9条改憲ストップ、玉城デニー知事を支え命と暮らしを守る」と訴えました。

 

 介護士として生活困難な人を支えてきたチバ候補は、「個人の尊厳、人権が保障される社会が必要だ」と強調。軍拡と福祉切り捨ての岸田自公政治の地方持ち込みを許さず、学校給食無料化や国保料・介護保険料の負担を軽減すると力強く訴えました。市議時代に性の多様性が認められる社会を求め、小中学校の男女混合名簿の導入を実現したチバ候補。「ジェンダー平等実現、賃金格差をなくす」と力を込めました。

 

 業者後援会の山川睦さんが「住民の暮らし、中小業者の営業を守ってほしい」と期待を語り、8期32年の議席のバトンをチバ候補に引き継ぐ池原秀明市議が「新基地反対を貫くチバさんを再び議会へ」と呼びかけました。

 

 日本共産党の宮本徹衆院議員、島袋恵祐、瀬長美佐雄両県議が激励しました。

 

何としても命が大事 沖縄・前宮市議候補

 

 沖縄市議選で5期目を目指す日本共産党の前宮みつこ氏(70)=現=は9月4日、事務所内で出発式を行いました。台風直撃の中を駆け付けた支持者に囲まれて訴えた前宮候補は冒頭、「何としても命が大事にされる選挙にしていかなければならない」と力を込めました。

 

 前宮候補は、中学生までの医療費無料化や、給食費とPTA会費無償化の非課税対象外への拡充など、玉城デニー県政による貧困対策の取り組みで子どもたちをめぐる環境は大幅に変わってきたと強調。「『誰ひとり取り残さない』県政の取り組みを沖縄市議会で取り上げ発展させていく。そのことをしっかり示す選挙にしていこう」と呼びかけました。

 

 比嘉みずき県議会議員は、年金支払いが困難な相談者に前宮氏がすぐに対応、免除の手続きにつなげたことを紹介。「住民にとってかけがえのない議席をみんなで守ろう」と訴えました。地域の自治会長である島袋林大(きはる)さんは「保守も革新も関係ない。5期目を何としても」と述べました。

 

 日本共産党の宮本徹衆院議員が応援に駆け付けました。

 

ミサイル基地いらぬ 石垣・井上市議候補

 

 大激戦の沖縄県石垣市議選(定数22、立候補者29人)で3期目を目指す日本共産党の井上みち子氏(69)=現=は9月4日、当選への決意を語りました。予定されていた出発式は台風の影響で中止になりました。

 

 今回の選挙を「2期8年間、何をしてきたのかが問われる厳しい選挙」と強調する井上候補は、玉城デニー知事の言葉「誰ひとり取り残さない沖縄らしい優しい社会をつくる」が好きだといいます。「『そんなに一人で頑張らないで』『必ずあなたの必要とする支援がありますよ』と言える施策が必要です」と訴えています。

 

 また井上候補は「復帰50年たっても、米軍基地を抱え、新たな米軍基地の建設も押し付けられ、各島々にミサイル基地が配備され戦争の準備が着々と進められている。『二度と沖縄を戦場にさせない』『この石垣島にミサイル基地はいらない』を訴えてたたかいます」と力を込めました。井上候補はさっそく、電話で支持を訴えました。(しんぶん赤旗  2022年9月5日)

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