大激戦の沖縄県知事選(25日告示、9月11日投票)で「オール沖縄」の玉城デニー知事の2期目の必勝に向け、選挙母体「ひやみかち うまんちゅの会」那覇支部の総決起大会が8月21日、同市内で開かれました。デニー知事は「県知事としてやりたいことがまだまだたくさんある」と、再選に向けた熱い決意を訴えました。
万雷の拍手に迎えられ登壇したデニー知事は、新型コロナウイルス感染対策などで県庁職員が昼夜を分かたず県民の命を守るために取り組んでいることなどにふれ、「このまま知事を終わってはいけないという思いがどんどん高まってきている」と語りました。
育ての母親から「みんな違っていい」と言われて育てられたことや政治家を志したきっかけなどを紹介したデニー知事は「私にしかできない知事としての仕事が残されています」と強調。LGBTQなど性的少数者の人権と生活向上やヘイトスピーチの規制について「私にとって代わる知事が条例にしてくれるのか」と訴えると、拍手に包まれました。
城間幹子那覇市長が「保革の立場を超えて建白書を実現し、子や孫に平和で誇りある豊かな沖縄を残すウチナーンチュの誇りと尊厳を県民に届け、デニーさんと一緒に新時代沖縄をつくっていこうではありませんか」と呼びかけました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員や参院会派「沖縄の風」の高良鉄美参院議員ら「オール沖縄」の代表者が激励あいさつしました。
同日、南風原(はえばる)町、南城市、八重瀬町、浦添市などでもそれぞれ各自治体単位の総決起大会が開かれ、デニー知事が各地で勝利を訴えました。(しんぶん赤旗 2022年8月22日)