沖縄県宜野湾市長選(9月4日告示、11日投票)で、米軍普天間基地(同市)の即時閉鎖・撤去を求め勝利をめざすナカニシ春雅予定候補=新=の支援団体「誇りある豊かさを! 宜野湾うまんちゅの会」の事務所開きが8月6日、同市で行われました。
ナカニシ氏は、普天間基地の「危険性除去」を口実に新基地建設を名護市辺野古に強行する岸田自公政権いいなりの現市政を批判し、「国の声ではなく、市民、住民の声を聞く市政に変える」と強調。玉城デニー知事の再選がかかる同日投票の知事選とのダブル勝利を必ずと力を込めました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、沖縄戦で日本軍が住民に犠牲を強いた歴史をゆがめようとする国の動きに、元県高等学校PTA連合会長としてナカニシ氏が歴史歪曲(わいきょく)ノーのたたかいの先頭にたってきたことを紹介。「だからこそ市民のため勇気と決断を持って働ける人」と語りました。
デニー知事の妻の玉城智恵子さんが駆け付け、7月の参院沖縄選挙区で自民候補に勝利した伊波洋一議員、新垣邦男衆院議員、高良鉄美参院議員らとともに、ナカニシ氏の必勝を訴えました。
同日投票の宜野湾市議選に、デニー、ナカニシ両氏を支える立場で挑む日本共産党の宮城マサル氏ら市議予定候補9人が紹介され、決意表明しました。(しんぶん赤旗 2022年8月9日)