活動報告

遺骨土砂 辺野古に使うな ガマフヤー・遺族ら政府に

沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の埋め立てに沖縄戦犠牲者の遺骨が眠る本島南部の土砂が使われようとしている問題で、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の人や遺族らが8月5日、衆院第2議員会館で政府と意見交換し、計画の中止を求めました。

 

「祖父はごみではない」

 

 ガマフヤーの具志堅隆松代表は、遺骨問題はアジア・太平洋戦争の犠牲者に「日本人としてどう向き合うかが問われている」と発言。沖縄南部の地には幾万もの戦没者の血と肉が混じっており、計画は「非人道的であり、戦没者を冒とくするものだ」と訴えました。

 

 沖縄戦で祖父を亡くした米本わか子さんは「単なる土砂ではない。私の祖父はごみではない。人間だ。遺骨は遺族のもので、国のものではない」と声を震わせました。

 

 防衛省の担当者は「土砂の調達先は現時点で確定していない」「今後検討する」と答えるにとどまりました。

 

 具志堅さんは、防衛省の回答は「埋め立て計画をつくったのは防衛省だが、土砂の調達先を決めるのは受注業者だという」ものであり「ひきょうだ」と批判。「遺族の声を無視するな」と訴えました。

 

 厚生労働省との意見交換では、戦没者の遺骨のDNA鑑定を早急に進めるように求めました。

 

 「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」(2016年4月施行)は、戦没者の遺骨収集を進めるため、政府は基本的な計画を策定しなければならないと規定しています。

 

 意見交換会には日本共産党、立憲民主党、参院会派「沖縄の風」の国会議員も出席。日本共産党からは赤嶺政賢、宮本徹両衆院議員、井上哲士、仁比聡平両参院議員が参加しました。(しんぶん赤旗 2022年8月6日)

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