活動報告

現場 夜間も銃声響く 沖縄・流弾事故 イハ・赤嶺氏ら調査

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 沖縄県の米軍キャンプ・ハンセンに隣接する同県金武(きん)町伊芸区の民家で米軍とみられる流弾事故が発生したことがわかった7月7日の夜、沖縄県選出の野党国会議員で構成する「うりずんの会」は、事故現場に急行し調査しました。米軍の夜間射撃訓練のものと思われる銃声が現場周辺の住宅街に鳴り響く中の調査となりました。

 

 

 調査を終えて日本共産党の赤嶺政賢衆院議員(沖縄1区)は、過去にも伊芸区で米軍による民家への流弾事故が発生していることを指摘。夜間の訓練までも行われていることに「大きな憤りを感じている」と述べ、実弾射撃訓練を行う米軍と訓練の実施を許している日本政府に「厳しく抗議していく」と述べました。

 

 

 参院会派「沖縄の風」のイハ洋一議員は、住宅地に近すぎるキャンプ・ハンセンの実弾射撃訓練場は禁止するべきなのに「放置されているのが大きな問題」だと指摘。「米軍は県民のことを何とも思っていない」と訴え、日米地位協定の改定などを「強く求めていかなければならない」と力を込めました。

 

 沖縄の本土復帰から50年たっても基地問題がほとんど解決されていないのは日本政府の怠慢で、「国民を守ろうとしていない」と非難しました。

 

 沖縄の風の高良鉄美参院議員は、実弾射撃訓練の実施は「非常に無神経」だと批判。新垣邦男衆院議員(沖縄2区)は、「不安に思っていたことが現実化した。断じて許せない」と述べました。(しんぶん赤旗 2022年7月9日)

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