活動報告

基地ない沖縄 心一つ 民意無視の岸田政権を批判 総がかりなど集会 東京・日比谷

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 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設中止などを求める集会が5月26日、東京・日比谷野外音楽堂で行われ、参加した1200人(主催者発表)は、銀座の街をデモ行進しました。

 

 主催者を代表して、総がかり行動実行委員会の勝島一博さんがあいさつ。「復帰の時に沖縄県民は基地のない平和な沖縄を願いましたが、現実は大きく乖離(かいり)しています」と指摘。沖縄の民意を無視し続ける岸田政権を批判し、「憲法の理念が生きる沖縄と日本を実現するために奮闘しよう」と述べました。

 

 初代沖縄県知事秘書を務めた石川元平さんがメインスピーチ。沖縄の本土復帰50年という節目の年だが、いまだに沖縄には米軍基地が集中し、東京の上空でも米軍機が自由に飛びまわっていると発言。「日本の真の主権は実現していません」と語りました。

 

 

 野党から、日本共産党、立憲民主党、社民党、参院会派「沖縄の風」の代表があいさつ。共産党の赤嶺政賢衆院議員は、日本政府は沖縄の基地負担軽減どころか、台湾有事などを口実に基地強化を進めていると強調。参院選や沖縄県知事選などでこうした流れを許さない結果を出すために、「沖縄と本土、心一つに頑張ろう」と話しました。

 

 神奈川県鎌倉市から参加した女性(70)は、「基地はいらない」という沖縄の民意を尊重しない日本政府に憤り、「日米地位協定をはじめ、問われているのは日本の主権です」と語りました。

 

 主催は、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会と、総がかり行動実行委です。(しんぶん赤旗 2022年5月27日)

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