日本共産党沖縄県委員会は5月21日、想定される公示日(6月22日)まで約1カ月に迫った参院選の必勝をめざし、那覇市内の会場と各地をオンラインで結んで決起集会を開きました。比例での党躍進、沖縄選挙区で「オール沖縄」のイハ洋一議員(参院会派「沖縄の風」)の再選を勝ち取るため奮闘する決意を固めました。
集会では、今回の参院選が、ロシアのウクライナ侵略に乗じた「戦争する国づくり」を許さない「戦争か平和か」のたたかいで、コロナ禍と物価高騰から命と暮らしを守り経済回復をめざし、オール沖縄と共産党の勝利で本土復帰50年を迎えた沖縄が平和で誇りある未来を実現するための選挙であることが訴えられました。
党県委員長の赤嶺政賢衆院議員は沖縄戦で悲惨な地上戦に巻き込まれた県民の歴史を踏まえ、「絶対に憲法9条を生かした平和外交を実現させない限り、国民の命と安全は守れない」と強調。「オール沖縄で辺野古の米軍新基地建設を止めよう」と呼びかけ、消費税の減税など暮らしを守る政策を掲げる日本共産党の値打ちを訴えました。
同党の比嘉瑞己県議、よしい俊平名護市議、伊盛サチ子うるま市議らが決意表明。復帰50年でオール沖縄の玉城デニー知事が打ち出し、新基地建設の断念などを求めた「新たな建議書」の実現の重要性などを訴えました。
参加者らは、全県の心を一つに、オール沖縄、党と後援会の底力で参院選に勝利し、9月の県知事選や沖縄の統一地方選につなげ、「必ず勝利させよう」と誓い合いました。(しんぶん赤旗 2022年5月22日)