日米両政府が強行する沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対し、来年1月予定の同市長選に出馬する意向を固めている岸本洋平市議(48)らは7月30日、日本共産党沖縄県委員会(那覇市)を表敬訪問しました。党県委員長の赤嶺政賢衆院議員らが出迎え、名護市長選での勝利に向けて奮闘する決意を固め合いました。
岸本氏の後援会長に就いた前市長の稲嶺進氏は、新基地建設問題で市長としての責任を放棄する姿勢の現市長について、「とても認めることはできない」と批判。「必ず市政を奪還し、名護市のあるべき姿を築くことが求められている。各政党・団体、多くの皆さんのご支援とご協力をいただき、状況を打開したい」と語りました。
岸本氏は「市民本位の、名護の街づくりを市民が主体的に行っていける市政を取り戻したい」と決意を語り、「共産党の皆さんのご協力も本当にいただきたい。ご支援、ご協力をお願いしたい」と述べました。
赤嶺氏は、現市長陣営が首相官邸の支配下で選挙に臨んでくることを指摘。最近の全国の市民と野党の共闘の前進面を示し、「私たちも持てる力を発揮して全力を挙げます。ともに頑張りたい」と答えました。