活動報告

コロナ乗じ悪法通すな 「命・くらし守ろう」 定例国会行動 市民ら訴え

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コロナ禍に乗じて強行される悪法の採決に抗議する定例国会行動が5月12日、衆院第2議員会館前で行われました。140人の参加者が悪法強行を批判し、「国民の命と暮らしを守れ」とシュプレヒコールをあげました。

 主催者あいさつした全日本民主医療機関連合会の木下興事務局次長は、新型コロナウイルスの感染拡大で「命の選別」が行われるほど深刻な状況の中で、高橋洋一内閣官房参与の「さざ波」発言が出てきたことを批判。「人権感覚に乏しい政権に私たちの命と暮らしをまかせるわけにはいかない。市民と野党の共闘で今の政治を転換させよう」と訴えました。

 

 全日本年金者組合の加藤益雄副委員長は、デジタル関連法案の成立を批判し、「年金受給者、組合員のプライバシーが侵害されるおそれのある法案には反対だ」と述べました。

 

 安保破棄中央実行委員会の林竜二郎事務局次長は、土地利用規制法案について「国民を監視し、運動弾圧や人権侵害をまねく」と批判。「こんな法案を通そうとする政権はすぐにかわってもらう必要がある。今度の総選挙で、野党連合政権を樹立させよう」と呼びかけました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、社会保障をないがしろにするなど感染拡大は菅政権に責任があると指摘。「やるべきことをきちんとやればコロナの感染拡大は止められる」と批判し、改憲・悪法の阻止を訴えました。

 

 主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会、デジタル改革関連法案反対連絡会です。(しんぶん赤旗 2021年5月13日)

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