玉城デニー沖縄県知事を支える「オール沖縄」勢力と一部保守勢力の統一候補、ザキミ一幸氏が必勝を目指す同県宮古島市長選は、明日の17日、投票日を迎えます。ザキミ候補は15日、市内で「一部の大手建設業者の優遇などの市政の私物化、市民不在で市民の暮らし向きは最悪。市民主役の市政にしましょう」と訴えました。
ザキミ候補と一騎打ちの自民、公明が推薦する現職候補には官邸や自民党本部から秘書、職員を投入するなどの物量作戦で、企業まわりなど国政選挙並みの態勢による支持固めに必死です。
政府言いなりで陸上自衛隊ミサイル基地配備・弾薬庫建設を容認、市民不在の現市政への批判は日増しに高まり、保守層からも「もう許せない。市政を変えたい」などザキミ候補への期待が広がっています。
ザキミ候補の応援で駆け付けた日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は街頭で「不正・不公平な特定企業との癒着は目に余る。世界の常識とはずれた現市長に宮古島市を任せられない。ザキミ候補に市政のかじ取りの先頭に立ってもらいましょう」と訴えました。(しんぶん赤旗2021年1月16日)