活動報告

「遺骨守れ」賛同広げ 辺野古埋め立て反対 宗教者ら集会

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沖縄・辺野古新基地建設で、沖縄戦の戦没者の遺骨が含まれる沖縄本島南部の採石場の土砂を埋め立てに使うことに反対する宗派を超えた宗教者が1月14日、国会内で集会を開きました。平和をつくり出す宗教者ネットの主催で25人が参加しました。

 日本キリスト教協議会総幹事の金性済(キム・ソンジェ)さんは主催者あいさつで「日本の本質に関わる問題として忘れてはならないのが沖縄です。遺骨を守れというのは宗教者が宗教者である存在意義に関わる問題です」とのべました。

 

 昨年12月に行った「沖縄戦慰霊と要請行動」について、日本山妙法寺の武田隆雄さんらが現地の映像も交えて報告しました。

 

 同月10日に発表した宗教者の共同声明への賛同は3851人まで広がっていることが報告されました。

 

 ノンフィクションライターの渡瀬夏彦さんは「沖縄戦の遺骨まで使って辺野古を埋め立てていいのかというシンプルな訴えが大事。これは、普通の心を持つ人なら、だれにでも響く言葉です」と訴えました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、立憲民主党の近藤昭一衆院議員が参加。赤嶺氏は「沖縄戦のあの土を絶対に人殺しのための米軍基地建設に使わせてはなりません。皆さんと力を合わせてがんばります」とあいさつしました。(しんぶん赤旗 2021年1月15日)

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