沖縄県の日本共産党と党後援会は10月17日、あかみね政賢党衆院議員(沖縄1区選出)を迎えた集いを同県豊見城市内で開きました。総選挙で、あかみね氏を含む「オール沖縄」勢力の候補4人全員を当選させ、強権を振るう菅義偉政権を倒して野党連合政権を樹立するために「力を合わせて頑張ろう」と、団結を固め合いました。
あかみね氏は、菅首相が日本学術会議の会員候補のうち6人の任命を違憲・違法に拒否した問題に対し、戦前に学問の自由が政府に侵害され、学界・研究者が戦争に協力させられたことへの反省に立って戦後、創設された日本学術会議の意義を強調しました。
任命拒否について「学問の自由、言論の自由を侵す大変な攻撃だ」と批判。国会では、安倍前首相の「桜を見る会」疑惑の追及などで深化してきた野党共闘で、任命拒否問題の追及を進めていることも紹介しました。
あかみね氏は、沖縄戦や、戦後の米軍統治下の圧政などの歴史の中で募ってきた米軍基地に反対する県民の心と気持ちを一つに、日本政府が強行する同県名護市辺野古の米軍新基地建設の阻止を目指すオール沖縄勢力の勝利、菅内閣打倒へ「全力を挙げる」と決意を述べました。
集い参加者の男性(83)は、勝利に向け「あきらめないことが大きな力になる」と語りました。
那覇市内で同日、あかみね氏による国政報告会も開かれました。(しんぶん赤旗 2020年10月20日)