沖縄県西原町長選が９月８日告示（１３日投票）され、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」の、前副町長で無所属新人の小橋川アキラ氏（６８）＝日本共産党など１０政党・会派・団体推薦＝が立候補しました。新人で前町議の崎原盛秀氏（６３）＝無所属＝との一騎打ちの激戦です。
勇退する上間明町長の後継者の小橋川候補は出発式で、子どもの貧困・待機児童の解消、同県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する立場で米軍普天間基地（同県宜野湾市）の閉鎖・撤去を目指すことを強調。「幸せが実感できるまち、平和なまちづくり」に向けて決意を語りました。
上間町長や日本共産党の赤嶺政賢衆院議員など沖縄選出の国政野党の国会議員、県政与党県議らが結集し、激励しました。赤嶺氏は「子どもを大切にする小橋川候補にこそ町政を担ってもらおう。勝利へともに頑張ろう」と呼びかけました。
出発式に参加した男性（８１）は小橋川候補について「平和のために頑張っている。辺野古（新基地問題）についても発信をし、やる気満々だ」と期待を込めました。（しんぶん赤旗 ２０２０年９月９日）
