活動報告

防衛省がPFOS保有量を訂正

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 有機フッ素化合物PFOSを含む消火薬剤等の保有状況について、前回の報告の誤りを訂正したいとして、防衛省が18日午前、議員会館内の事務所を訪れました。

 防衛省は今年2月、「防衛省におけるPFOS処理実行計画」を公表。同省が保有するPFOS含有消火薬剤等について、施設等は2021年度末、艦船については2023年度末までに処理を完了する計画です。

 この日の説明では、漏れのない処理のために、今年3月31日時点の保有状況を再調査したところ、前回6月18日の修正に加え、新たに15駐屯地等での保有、26駐屯地等での保有量の誤りが確認されたと報告。総量も35万6,765リットルから37万9,643リットルに訂正し、今後PFOSやPFOAを含まない代替品に入れ替えると説明しました。

 有機フッ素化合物をめぐっては、PFOSやPFOA以外の有害性も指摘されています。代替品に他の有機フッ素化合物が含まれているかについて、「確認が必要」として説明できなかったことから、改めて調査の上、後日回答することになりました。

 一方、在日米軍については、具体的な保有状況や処理計画が明らかにされておらず、沖縄県が再三求めてきた基地内への立ち入り調査も実現していません。政府は「日米間で包括的な検討を行っており、結果を随時説明する」(3月24日政府答弁書)としていますが、未だ何の説明も対応策も示していません。政府の責任は重大です。<スタッフ> →防衛省公表資料はこちら

 

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