活動報告

米軍嘉手納基地の火災事故 調査・原因究明を 党沖縄県委

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 日本共産党沖縄県委員会は6月23日、同県嘉手納(かでな)町の防衛省沖縄防衛局を訪れ、22日に米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)内の危険物取り扱い施設で起きた火災事故とその後の米軍からの通報の遅れに対して厳重に抗議しました。赤嶺政賢県委員長・衆院議員らが、基地内への立ち入り調査や原因の究明・公表を要請しました。

 米軍の情報によると、軍関係者45人が火災による煙で、のどの痛みを訴えました。塩素ガスが発生した可能性があり、同施設に化学薬品が保管されていると言われています。

 応対した田中利則防衛局長は「追加の情報提供を求めている」と繰り返すだけでした。

 赤嶺氏は「米軍の通報の遅れはこれまでも繰り返されている」と指摘。瀬長美佐雄県議は「防衛局はどんな危険物があるのか関心もない、(調べる)手だてもない。これで県民の命と安全を守れるのか」と、厳しく追及しました。

 新垣千秋北谷(ちゃたん)町議は「風向きが変われば北谷町にも危険があるのに避難勧告もない。被害を受けるのは住民だ」と強調しました。

 要請には、7日の県議選で初当選した島袋恵祐氏(沖縄市区)と、田仲康栄嘉手納町議が参加しました。(しんぶん赤旗 2020年6月24日)

 

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