活動報告

普天間基地 漏出事故に抗議 政府に「うりずんの会」

 沖縄県の米軍普天間基地で泡消火剤が基地外に漏出した事故を受け、沖縄県選出の国会議員でつくる「うりずんの会」は4月17日、防衛省と外務省で、沖縄県や宜野湾市による基地内の立ち入り調査やPFOS含有の消火剤の撤去などを求める抗議と申し入れを行いました。

 申し入れ文では、▽沖縄県や宜野湾市による基地内の立ち入り調査の実施を米軍に働きかける▽PFOS含有泡消火剤を撤去し、他の有機フッ素化合物PFAS含有消火剤への交換は行わない▽米軍に漏出事故の再発防止を求める▽米軍に基地内と周辺の環境調査の実施、環境浄化と原状回復を求める―ことを盛り込んでいます。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、16日に防衛省職員らが基地での立ち入り調査を行ったことについて「基地に入ったからそれで良しということにはならない」と指摘し、具体的にどのような調査を行ったのか追及していくと強調しました。

 野党国会議員の「沖縄等基地問題議員懇談会」も、抗議・要請書を提出しました。(しんぶん赤旗 2020年4月18日)

 

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