「桜を見る会」をめぐる安倍首相の国会答弁に怒り、辞任を求める抗議が1月30日、首相官邸前で行われました。「募るな辞めろ」のプラカードを手に多くの人が参加。「安倍はやめろ」「税金返せ」とコールしました。
「桜を見る会」は、安倍首相の地元事務所に申し込めば誰でも参加できるようになっていました。このことを国会で追及された首相は「幅広く募った。募集という認識ではなかった」と答弁。事実上の買収(公職選挙法違反)に当たるとの批判の声が広がっています。
抗議を呼びかけたのは、市民有志でつくるグループ「怒りの可視化」です。メンバーのひとり、日下部将之さんは安倍首相の「募った」答弁の本質は、事実上、有権者を買収したことだと指摘。「しかも税金を使ってそういうことをした。安倍首相はいますぐ辞めるべきです」と語りました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が参加しました。公的行事や税金など、あらゆるものを私物化する安倍首相に総理の資格はないと強調し、「力をあわせて、安倍政権を退陣に追い込みましょう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2020年1月31日)