沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の断念を求める県民の強固な民意を、参院選で改めて示すため、同新基地反対の「オール沖縄」のタカラ鉄美・沖縄選挙区予定候補の必勝をめざす決起集会が6月15日、同県浦添市内で開かれました。参加者は新基地を造らせない新たな政治・政府の実現を展望し、選挙での奮闘を誓い合いました。
タカラ予定候補は、糸数慶子参院議員から託された「沖縄のチムグクル(真心)が込められた平和の一議席へのバトンは、絶対に落とすわけにはいかない」と訴え。新基地反対や米軍機オスプレイの配備撤回、普天間基地(同県宜野湾市)の閉鎖・撤去を掲げる「建白書」の実現を目指すことを改めて表明しました。
憲法学者のタカラ予定候補は「安倍政権の数々の憲法違反の行為を国政の場でチェックしたい。皆さんのお力をぜひお貸しください」と訴えました。
国政野党・会派、労組、団体などの代表者が、それぞれ激励のあいさつ。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、国政野党・会派が参院選の全ての一人区で統一候補を擁立し、新基地反対を共通政策にしたことを示し、「自公与党と補完勢力を少数に追い込み、県民の民意を実現させよう」と呼びかけました。
玉城デニー知事のメッセージを富川盛武副知事が代読。オール沖縄の城間幹子・那覇市長、山川仁・豊見城(とみぐすく)市長、瑞慶覧長敏・南城市長も参加し、城間市長があいさつしました。(しんぶん赤旗 2019年6月16日)