宗派を超えた宗教者が、辺野古の新基地をつくらせない、安倍9条改憲を止めようと呼びかける集会が11月8日、国会内で開かれました。平和をつくり出す宗教者ネットの主催で、40人が参加しました。
日本キリスト教協議会総幹事の金性済(キム・ソンジェ)さんは主催者あいさつで「安倍政権を打倒し、真実と民主主義を勝ち取るために、みんなで励ましあって歩んでいきたい」とのべました。
元公明党副委員長の二見伸明さんが「宗教と政治 沖縄県知事選挙をふり返って」と題して講演。「創価学会員が『上から言われたから』と自民党を応援するのは自由でも民主主義でもない。(学会員に)それが分かるようになってきたというのが、今度の知事選の大きな教訓の一つ」「私は『平和の党』といわれたときの副委員長。その名誉にかけて、ファッショに手を貸す公明党、創価学会には変わってもらわなければならない」と語りました。
会場からは「元公明党幹部からこういう話を聞けたことに驚いた」という声があがりました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、社民党の福島みずほ参院議員が参加。赤嶺氏は「今国会で絶対に改憲への歩みを踏み出させないため、みなさんと力を合わせてがんばります」とあいさつしました。(しんぶん赤旗 2018年11月9日)