8日に急逝した故・翁長雄志知事の通夜が8月10日、那覇市の大典寺で営まれました。国政・県政の与野党を問わず多くの人が参列し、翁長氏の急逝を悼みました。
日本共産党から小池晃書記局長、赤嶺政賢県委員長(衆院議員)、鶴渕賢次県委員長代理、猪原健書記長、渡久地修、嘉陽宗儀、玉城武光、西銘純恵の各県議が参列しました。小池氏は記者団に対し、「翁長知事の思いをしっかり受け継いで建白書の立場を引き継ぐ知事を必ず誕生させ、辺野古の新基地建設を完全に断念させることで翁長さんの思いに応えたい」と決意を語りました。
参列した菅義偉官房長官は、辺野古新基地をめぐる知事との激しい議論を「大変思い出深い」としつつ、新基地建設は「地元の市長・県知事、閣議で決めた」として、引き続き推進する考えを示しました。
自民党推薦で県知事選への立候補を表明している佐喜真淳・宜野湾市長も参列。翁長氏については「目標とする政治家」と述べる一方、翁長氏が命をかけて反対した辺野古新基地建設の是非には一切触れませんでした。
城間みきこ那覇市長も参列しました。(しんぶん赤旗 2018年8月11日)