定数21に対し30人が名乗りを上げるとみられる沖縄県糸満市議選が11月12日告示、19日投票で行われます。現有2議席の日本共産党は、菊地キミコ(63、現)、ウラサキ暁(50、現)、マエダ潤(62、新)の3氏を擁立、1議席増を目指しています。糸満市で3日に開かれた「党と後援会の緊急決起集会」では、特別国会からかけつけた赤嶺政賢衆院議員があいさつしました。冒頭、衆院1区での逆転勝利を勝ち取ったことに感謝の言葉をのべました。
メディアや自民陣営が繰り返し「オール沖縄は弱くなった」などと言ってきたが、敗れた自民1区の候補者自身が「オール沖縄は沖縄県民の間に風土として根付いている」と敗戦の弁を語っていると指摘。「オール沖縄は県民の間に定着していることを示した。たたかいの大きな成果だ」と強調しました。
赤嶺氏は沖縄県内の財界人2人の言葉を紹介。ある人は「共産党は残念だったね。だけど、あなたがたは雄牛だから、あなたがたが走り出すとみんなついて行くよ。これくらいでへこたれる党じゃないよな」。別の財界人は「本当に志位さんは偉い。自分の身をちぎりながら野党共闘を守った」とのべました。
赤嶺氏は「野党共闘前進のためにも、憲法を守るためにも、辺野古を止めるためにも日本共産党の役割がたいへん大事になっている」と強調。総選挙直後の糸満市議選で3人全員当選必ずとカを込めて訴えました。(しんぶん赤旗 2017年11月7日)