日本共産党の赤嶺政賢衆院議員を迎えた演説会が2月18日、沖縄県うるま市で開かれました。
赤嶺氏は冒頭、4月16日告示・23日投票の市長選に翁長雄志知事を支えてきた県議の山内スエコ氏が立候補することにふれ、「政府がつくらせた翁長知事に対抗する9市長の『チーム沖縄』に負けるわけにはいかない。共産党県委員会もスエコさんを推薦することを決定しました」とのベ、山内候補の勝利へ全力を挙げる決意を表明しました。
赤嶺氏は、国会と国政の問題について詳しく報告しました。
日米首脳会談で「辺野古が唯一といって、沖縄をアメリカに差し出す〝貢ぎ物外交〟が行われたと糾弾。トランプ米国大統領が、「アメリカの核兵器で日本を守る」と発言したことは、被爆者の今も続く苦しみを全く理解していないと批判しました。
オスプレイの墜落事故を追及した自身の国会論戦などを挙げながら、うそとごまかしで支持率が依然高い安倍政権だが、「真実の光を当てれば弱い」と指摘しました。
山内候補が駆けつけ、あいさつ。「沖縄の民意を一顧だにせず、高江、辺野古の現状を続ける安倍政権にたいして選挙でノーと言い続けること、このことが沖縄の一番の命です。沖縄の未来をかけたたたかい。絶対に負けられない」と支援を訴えました。
日本共産党の伊盛サチコ、金城かなえ両うるま市議は、国保料や子どもの貧困などの現状と党市議団の取り組みを報告し、山内スエコさんとともに平和で安心して暮らせるうるま市をつくろうと訴えました。(しんぶん赤旗 2017年2月21日)