活動報告

辺野古埋め立て容認の不当判決 沖縄揺るがぬ 県民「たたかい続ける」 高裁支部前 報告集会

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 「正義は私たち沖縄の側にある。これからもたたかいましょう」。沖縄県の名護市辺野古の埋め立て承認取り消しをめぐり、国と県がたたかった違法確認訴訟の判決の報告集会(主催・オール沖縄県民会議)が9月16日、福岡高裁那覇支部前(那覇市)の公園で開かれました。1500人の集会参加者たちは、国の勝訴という不当判決に強く抗議し、新基地阻止に向けての決意を新たに固め合いました。 (関連記事)

 

 

 市民団体「ヘリ基地反対協」の安次富浩共同代表は「地方分権、民主主義の流れが沖縄を通して逆行している。全国民に訴えよう、辺野古・高江のたたかいは絶対に負けない」と力を込めました。

 

(赤嶺議員の挨拶はコチラ)

 

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「あたかも沖縄には法律はいらないというような安倍政治と、これに加担したきょうの判決を許さない。翁長知事、弁護団、県民が一体となって最高裁では必ず勝つ、という決意で頑張ろう」と鼓舞しました。

 

 「オール沖縄」の伊波洋一参院議員は「翁長知事の埋め立て承認取り消しは、私たち沖縄の自己決定権の金字塔として実現させていかなくてはならない。さまざまな(基地)建設に対し、県民が反対し、行政の場で県がたたかえば、決して辺野古はつくられない」と強調。糸数慶子参院議員は「私たちは辺野古で20年、高江で10年、どんな圧力をかけられてもたたかい続けてきました。安倍政権に対し民意を示そう」と訴えました。

 

 「判決が出ても私たち沖縄県民の民意は決して揺るがない」と述べた大学生は「これ以上人間の命を奪わせる行為を日米にさせない。翁長知事を120%支えよう」と呼びかけ。最後は参加者全員がガンバロー三唱で締めくくり、大きな拍手で包まれました。(しんぶん赤旗 2016年9月17日)

 

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