日本共産党沖縄県委員会は8月26日、宜野湾市で全県議員学習会を開きました。鶴渕賢次県委員長代理が参院選の結果と教訓、野党共闘の発展方向、総選挙勝利を視野に当面する首長選挙・議員選挙についての方針などを提起し、「基地問題とあわせ、くらし、福祉、教育の県民運動を重視し、平和もくらしも日本共産党」の流れを強めようとよびかけ、党勢拡大の前進・飛躍をかちとろうと訴えました。
赤嶺政賢県委員長・衆院議員は、32の参院選1人区での野党共闘の実現と11選挙区での勝利の意義と政局に与えている影響、憲法審査会をめぐる動きなどについて、具体的な材料を示しながら詳しく語りました。
また、辺野古新基地建設問題、高江オスプレイパッド建設問題、宮古・八重山の自衛隊基地建設反対など基地の問題について報告しました。
比嘉瑞己県議は、辺野古裁判のポイントと今後のたたかい、高江をめぐる翁長県政の対応や県議会決議での与野党の攻防などにて明らかにしました。
西銘純恵県議は、くらしの問題について報告。市町村別の待機児童数速報値や自治体アンケート結果などの諸資料を紹介しながら、9月議会で活用をと呼びかけました。
各議員からは、▽公立保育所の民営化が市政の大きな問題になっているが、どうすれば押し返せるか▽自衛隊配備が新たな段階を迎えている。来年1月の市長選に向け、候補者擁立に向けた取り組みが始まっている―などの発言があり、意見交換がされました。(しんぶん赤旗 2016年8月28日)