活動報告

静かな夜を取り戻そう 嘉手納爆音訴訟 那覇地裁支部前事前集会で決意

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 第3次嘉手納爆音訴訟が結審した8月25日、那覇地裁沖縄支部前で事前集会が開かれました。原告や支援者ら約300人が「静かな夜を取り戻そう」と飛行差し止め判決を求めました。全国6カ所の米軍・自衛隊基地でたたかわれている7爆音訴訟でつくる「全国基地爆音訴訟弁護団連絡会」の弁護団らも参加しました。

 

 新川秀清原告団長は「第1次の訴訟から34年。この間、ひたすら人間が当たり前に生きていける世の中にしてくれとたたかいを進めてきた」と語りました。

 

 池宮城紀夫弁護団長は「米軍の違法不当な爆音を止めて沖縄から基地を撤去するまでたたかいましょう」と呼びかけました。

日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「静かな夜を取り戻そうという願い、沖縄県民であれば誰もが理解できる要求であり、裁判所は基本的人権を守る立場から飛行の差し止めを含めた判決を出すべきだ」と述べました。

 

 第5・6次小松基地爆音訴訟連絡会の長田孝志代表が「連帯を深め、一人ひとりが団結してこのたたかいに勝利しましょう」と述べ、第4次厚木基地爆音訴訟の関守麻紀子弁護士が「爆音、被害の大きさ、原告数の大きさ、あらゆる意味で嘉手納の判決でこそ、米軍機の差し止めを勝ち取ってもらいたい」と訴えました。(しんぶん赤旗 2016年8月28日)

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