活動報告

基地ない沖縄の願い共産党へ 県議選全員当選を 小池書記局長・笠井衆院議員が応援

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 投票日(6月5日)まで1週間となった沖縄県議選で、翁長県政与党の過半数確保のために何としても日本共産党の全員当選を勝ち取ろうと、共産党の小池晃書記局長は5月29日、那覇市・南部離島区のとぐち修、比嘉みずき、浦添市区のニシメ純恵各候補の応援に立ちました。また、笠井亮衆院議員は沖縄市のカヨウ宗儀候補の応援に立ちました。
 小池氏は、元米海兵隊員の軍属による女性遺体遺棄事件に関して、日米首脳会談でオバマ大統領から謝罪の言葉もなく、安倍晋三首相は「辺野古が唯一の解決策」であり、日米同盟を「希望の同盟」と美化したことを厳しく批判。「20歳の女性の犠牲の上に成り立つ同盟の、どこが希望なのか」と告発しました。
 小池氏は、「綱紀粛正、再発防止は何百回繰り返しても解決にならない」と指摘。基地の抜本的な縮小と撤去、屈辱的な日米地位協定の見直しを求めました。
 また、海兵隊撤退を求めた県議会決議に触れ、「海兵隊撤退」を呼びかけました。小池氏は在沖縄基地の75%は海兵隊基地であり、撤退すれば、日本での沖縄県の基地負担の割合は74%から40%に下がると紹介。「普天間基地は無条件撤去、基地のない平和な沖縄を。この願いを日本共産党に託してください」と呼びかけました。
 県議選は4年前と様相が大きく変わり、自民党は翁長県政に対して県政奪還を掲げ、辺野古新基地を推進するため、大量立候補で過半数を狙っています。暮らしの問題でも、子どもの貧困や福祉などで大きく前進した県の予算に2年連続で退席しています。小池氏は「翁長県政の妨害者は今度の選挙で退席してもらおう。基地おしつけ、医療・福祉切り捨ての自公か、基地撤去、貧困なくす共産党か。選ぶものさしは明確です」と訴えました。
 比嘉候補は那覇市内で、「基地の犠牲になった人たちのためにも、海兵隊撤退決議を実現する責任があります。その仕事をさせてください」と述べ、大きな支持を訴えかけました。
 

 翁長雄志知事が「県議会きっての論客」と期待するニシメ純恵候補は浦添市内で訴え、「知事を支えて辺野古新基地断念させる、(選挙区で)ただひとりの女性議員として勝ち抜かせてください」と訴えかけました。
 聞いていた女性(60)は、「米軍属の事件もあり、やはり基地は撤去してほしい。ニシメ候補は子どもの貧困問題にも力を入れてきた。引き続き頑張ってほしい」と話しました。
 

 比嘉みずき候補の応援に安慶田光男副知事が駆け付け、「翁長県政は辺野古の基地を絶対に造らせないと微動だにしていません。子や孫のために基地がない沖縄を残すために、みずきさんを再選させてほしい」と述べました。
 訴えを聞いていた女性(74)は「知事の味方を増やすため、みずきさんに頑張ってほしい。自分の子どもたちにも声をかけています」と言います。
 とぐち修候補は那覇市内で訴え、翁長知事も応援に立ちました。(しんぶん赤旗 2016年5月30日)

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