たまき武光予定候補
27日告示、6月5日投票の沖縄県議選で、島尻・南城市区(定数4)から翁長雄志知事を支える議席を勝ち取ろうと、日本共産党の、たまき武光予定候補の総決起大会が5月14日、南風原(はえばる)町で開かれました。
出張中の翁長知事に代わり、浦崎唯昭副知事が駆けつけ、「たまき武光さんが勝利することで与党過半数確保が見えてきます」と訴えました。また、「日本共産党から常日ごろ、貧困対策について厳しいご指摘を聞いていました。新年度政策で60億円の予算をつくり、子どもの貧困解消に踏み出しました。たまきさんと翁長県政、力を合わせて頑張っていきたい」と激励しました。
イハ洋一参院沖縄選挙区候補、赤嶺政賢、仲里利信両衆院議員らの激励を受けた、たまき候補が決意表明。辺野古新基地ストップ、普天間基地の閉鎖撤去の「建白書」実現のため、県議会へ何としても押し上げてほしいと力を込めました。
「子どもが学童クラブに入れず休職する」 「月15万円の給料では貯金もできない」など県民の悲痛な声を紹介し、認可保育園の増設や保育士の処遇改善、正規雇用を増やし、最低賃金1000円以上など、暮らしを守る政策実現に全力を挙げると訴えると、参加者は大きな拍手を送りました。
とぐち修予定候補
大激戦の沖縄県議選(27日告示)の投票日(6月5日)まで3週間となった15日、日本共産党の、とぐち修氏(63)=現=の必勝総決起集会が那覇市内で開かれました。定数11に18人が立候補する最大の激戦区、那覇市・南部離島区でなんとしても3期目を勝ち取ろうと約300人の参加者が決意を固め合いました。
とぐち氏は今回の県議選について、「安倍政権と一体になって翁長雄志知事を攻撃して新基地を押し付ける人を選ぶのか、県民に寄り添って知事を支える人を選ぶのか、これが問われている」と指摘。その上で、「無料生活相談所を設けて20年間。身近に役立つ議員として地域のさまざまな要求解決に頑張ってきた」と述べ、道路の改修から、子どもの通院医療費の中学卒業までの拡大、全国初の県内の給付制奨学金などを実現してきた実績を紹介。「翁最知事を攻撃し、基地を県民に押しつける候補者に負けるわけにはいかない」と力を込めました。
参院沖縄選挙区のイハ洋一候補は「辺野古の基地問題をどう考えるのか、県民の良識、反対の声を示す機会だ。今回の選挙で多くの共産党県議を誕生させることでいっそう、翁長県政が県民のために動くことができる」と語りました。
決起集会には安慶田(あげだ)光男副知事と城間幹子那覇市長、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が参加し、とぐち氏必勝を訴えました。また訪米中の翁長知事のビデオメッセージも上映されました。(しんぶん赤旗 2016年5月15日)