活動報告

翁長知事の英断支える 埋め立て即刻中止を 県選出議員5氏が声明

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 沖縄県選出の野党国会議員4氏は10月13日、米軍新基地建設に伴う埋め立て承認取り消しを受けて県庁で記者会見し、「国は翁長雄志知事の決定を受け入れ、即刻埋め立て工事を中止すべきだ」とする声明を発表しました。安倍政権に対し、辺野古新基地建設を断念し、米海兵隊普天間基地の閉鎖・撤去を決断するよう求めています。

 会見には、赤嶺政賢(日本共産党)、照屋寛徳(社民)、玉城デニー(生活)、仲里利信(無所属)の各衆院議員が出席。糸数慶子(無所属)参院議員も声明に名を連ねています。

 会見で赤嶺氏は、「仲井真(弘多)前知事は振興策とリンクさせて埋め立てを承認したが、今回の翁長知事の英断によって、沖縄県民としての誇りを取り戻した」と評価。「政府は行政不服審査請求などという姑息(こそく)な手段を用いて対抗策を取るべきではない。県民とともに知事を支えるために全力を尽くす」と語りました。

 照屋氏は「正義は沖縄にある。国策に屈せず全国、全世界に訴えていく」、仲里氏は「県民一丸となって政府のアメとムチをはね返し、新基地断念まで頑張る」、玉城氏は「これからが本当の民意のスタート。安倍政権打倒まで全国にたたかいを広げたい」と訴えました。(しんぶん赤旗 2015年10月14日)

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