沖縄県糸満市で10月9日、来年1月の宜野湾市長選、6月の県議選、7月の参院選での勝利をめざす日本共産党演説会が開かれました。
赤嶺政賢衆院議員は、第3次安倍改造内閣で沖縄担当相に県選出の島尻安伊子参院議員が入閣したことに触れ、「前回の選挙では『辺野古移設に反対と訴えたことが勝因』と言っていた。今では新基地建設を推進し、反対する県民を取り締まれと言っている。参院選で勝利し、『公約破りは許さない』との県民の真骨頂を見せよう」と訴え、参加者は大きな拍手で応えました。
「戦争法廃止の国民連合政府」の提案について赤嶺氏は、「安倍独裁政治を終わらすためには、沖縄のように日本全国で保革を超え、戦争法廃止と集団的自衛権の『閣議決定』撤回の一致点での選挙協力が必要だ。オール沖縄をオールジャパンのたたかいへと広げ、憲法を守らない独裁政権を打倒しよう」と力強く呼びかけました。
玉城ノブコ県議は、13日にも翁長雄志知事が辺野古埋め立て承認の取り消しを決断すると述べ、「取り消せば埋め立ての法的根拠はなくなり、違法行為となる。新基地建設阻止の知事の決断を支持する運動を大きく広げよう」と訴えました。(しんぶん赤旗 2015年10月11日)