日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は7月15日夜、TBSラジオ番組「荻上チキ―Session―22」に出演し、自民・公明両党が同日、衆院安保法制特別委員会で戦争法案を強行採決したことについて、「国会論戦と国民世論によって自公が追い込まれた結果の強行採決だ」と批判しました。
赤嶺氏は、同日の委員会審議で自ら「審議継続の動議」を提出したことを振り返りました。戦争法案の議論が尽くされていない点として、「日本が攻撃されていないにもかかわらず、戦火の中に自衛隊を送り込む。こうした点などが、国民に“どう考えても納得できない”という感情を生み出している」と指摘しました。
戦争法案阻止に向けた今後のたたかいの展望について赤嶺氏は、「この法案が憲法違反であるということを徹底して追及します」と表明。「今日も多くの人々が国会前に集まっています。沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する『オール沖縄』の共闘のように、本当に納得できないものを変えていく、政治を変えていくという『一点共闘』を全国で広げていきたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2015年7月17日)