活動報告

軍事優先に沖縄の怒り 赤嶺議員が戦争法案ラジオで語る

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 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は7月29日放送のラジオ日本「岩瀬恵子のスマートNEWS」に出演し、戦争法案や沖縄基地問題について語りました。

 安倍普三首相が〝戦争法案じゃない〟と言い張っていることについて問われた赤嶺氏は、「わが国が攻撃を何も受けていないときに他国の戦争に自ら出かけていって参加する。戦争法案以外の何ものでもない」と語りました。

 磯崎陽輔首相補佐官が戦争法案をめぐり「法的安定性は関係ない」と述べたことに対しては、「内閣の資格が問われる暴言だ。法や憲法があっても権力者の勝手という言い方であり、立憲主義に挑戦するものだ。しかも、同じような発言は初めてではない」と強調。中谷元・防衛相も「憲法を法案に適応」させると発言し、安倍首相も安保環境に合わせて憲法を解釈すればいいとしてきたと述べ、「独裁」への道にほかならないと批判しました。

 米軍基地問題に関連して、岩瀬氏は東京・調布での小型機墜落事故で市街地の飛行場の危険性について「あらためて身にしみた」と話しました。赤嶺氏は「民間飛行場は安全第一が当然。一方、軍用飛行場は危険であるほど練度が高まる。米軍基地に夜間訓棟の中止を求めたら〝戦争は夜間も起きる〟と言われたこともある」と指摘。「人権より軍事優先。ここに沖縄の人々の怒りがある。米軍普天間基地は閉鎖・撤去すべきだ。どこに移すかしか考えない政権は必ず行き詰まる」と語りました。(しんぶん赤旗 2015年7月30日)

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